腹直筋皮弁法による乳房再建後の腹部の圧迫には、下腹部ニッパーがお勧めです。

腹直筋皮弁法による乳房再建後の腹部の圧迫は下腹部ニッパーがお勧め。

本日お電話で、腹直筋皮弁法で乳房再建をされた方とお話をさせて頂く機会がございました。

腹直筋皮弁による乳房再建腹直筋皮弁による乳房再建
腹直筋皮弁法による乳房再建
(神戸大学病院様の画像です)

この方は、昨年の春に 腹直筋皮弁法で乳房再建をされたとのことでしたが、医師の先生からガードルで圧迫するようにご指示を頂いたそうです。

その後、ガードルや帯のようなもので圧迫を続けていらっしゃったようですが、腹部のふくらみ(
腹部膨隆)が抑えられずに困ってらっしゃったようでした。

先日、下腹部ニッパーのご注文を頂戴し、本日サイズ交換でお電話を頂きお話をさせて頂きまして、
「 腹直筋皮弁法後の圧迫用品をずっと探していたけど 見つからなかった。今回やっと見つけることができてうれしいです。」と言って頂けました。

弊社から病院様へDM便などで商品のご紹介をしておりますが、なかなか先生方に知って頂けておらず、患者様へご紹介頂ける事が少ないようでございます。
引き続き病院様への商品紹介を続けていきますが、インターネットからも商品を見つけて頂けます様、情報発信を続けていきます。

今回改めて、腹直筋皮弁法による乳房再建後にお勧めの商品として、下腹部ニッパーをご紹介させて頂きます。

下腹部ニッパーのに近い商品として、 念のためウエスト3本バンドも合わせてご紹介させて頂きますので、下記ご確認よろしくお願い致します。

1.下腹部ニッパーのご紹介

2013年に腹直筋皮弁法による乳房再建術後」の腹部の圧迫用として、病院様からご依頼を頂きまして、開発をスタートいたしました。アウトボーンウエストニッパーをベースに、変更点をお聞きしてサンプル作成をして下腹部ニッパーはできました。初回のサンプルでは20cm丈を作りましたが、もっと短い丈が良いとのことで、最終的に15cm丈になりました。

丈が15cmと短いため 「マジックテープ」留めにしました。
アウトボーンウエストニッパーの様に丈が長い場合、マジックテープ留めにしようとすると上辺と下辺で圧迫力が均等にならない心配がありますが、15cm丈と短い場合には圧迫力が均等に留めやすくなるためです。

2.ウエスト3本バンドのご紹介(ご参考)

こちらのウエスト3本バンドの丈は、約22.5cmあります。
下腹部ニッパー開発時の初回サンプルは20cm丈でしたが、もっと短い方が良いとのことで15cmになっております。
この経緯から考えますと22.5cmは丈が長いと考えられますので、基本的には下腹部ニッパーがよろしいかと存じます。
「腹直筋皮弁法による乳房再建術後」の腹部の圧迫でも、もし何か理由があり、下腹部ニッパーでは丈が短すぎる場合には、弊社で下腹部ニッパーの次に丈が短いものはウエスト3本バンドになりますので、ご参考用として合わせてご紹介させて頂きました。

3.まとめ

メディカル サラマシェリには腹直筋皮弁法による乳房再建後の圧迫用として開発した「下腹部ニッパー」がありますが、ご必要頂けます方に知って頂くことができておらず、まだまだお役に立ち切れておりません。

引き続き病院・先生方にご紹介をさせて頂き、患者様にもインターネットで見つけて頂けるようにして行きたいと考えております。

ご不明な点がございましたら、お気軽に「お問い合わせ」からご相談下さいませ。