乳房再建術(人工乳房)後の「ブレストバンド」「マンモバンド」について

2019年10月8日に認可された乳房インプラント(アラガン社Inspiraシリーズ)の受注が、2020年1月27日より開始される予定です(2019年3月末までにティッシュエキスパンダー埋入手術を受けた方及び医学的に緊急性のある方は、2019年 11月26日より受注が開始されています)。

アラガン社さんの回収後、サラマシェリのブレストバンド、マンモバンドのご注文も大幅に減っておりましたが、 11月26日の受注開始後、またご注文を頂けるようになってきました。

アラガン社さんの回収前は、インプラントの再建が年間7,000件弱とお聞きした事がありますが、この件数から考えますと、サラマシェリのバンドはほとんどの方にご使用いただけたのではないかと考えております。

そこでこのタイミングで、サラマシェリの「ブレストバンド」「マンモバンド」につきまして、改めてご紹介させて頂きたいと思います。
是非、ご確認下さいませ。

1.ブレストバンド

ベージュ、ホワイトの2色

サラマシェリのブレストバンドは、豊胸術後のバンドとして、2008年に美容外科の先生より依頼を受け、製造販売をスタートさせました。
そして、2013年7月には人工乳房(インプラント)による乳房再建に関しての保険適用が認められ、形成外科のたくさんの国公立病院様などでご採用を頂けました。

今まで11年間 ホワイトのみでしたが、「ホワイトは透けるので透けない色が欲しい」のご要望を頂きました。候補として、ベージュ、ブラックと考えておりましたが、ベージュのご要望が圧倒的に多く、濃いめのベージュが良いとの事でした。
そして2019年9月には、ベージュ色の販売を開始しました。

ブレストバンドは、挿入したエキスパンダーや、インプラントが動いてしまう事がないように、固定するために巻きます。お胸の上に巻いて、エキスパンダーや、インプラントが上に上がってこない様に予防する事がメインですので、「上に上がってこない様に」とイメージして巻いて頂けると安心です。

ブレストバンドは、通気性が良く柔らかく肌辺りも良いためおススメしておりますが、先生のご判断で、術後の様子や経過によって、などもっと強く固定したいと言う場合もございますので、その場合には、下記でご紹介するマンモバンドをご検討下さいませ。

2.マンモバンド

「ブレストバンドでは、固定のパワーが弱い幅が狭い」と某有名病院の先生にご意見を頂き、製造販売をスタートしましたのが、マンモバンドになります。
ブレストバンドと比較すると、パワーが強く、幅も広いため、かなりしっかりしています。
着用感があり、就寝時にもっとリラックスしたいかもしれませんので、その場合は、ブレストバンドと併用がおススメです。
下記にて、1本タイプ、2本タイプの違いをお伝えいたします。

2-1.マンモバンド 1本タイプ

ブレストバンドと同様、エキスパンダー、インプラントが に上がってこない様に予防する事がメインですので、「上に上がってこない様に」とイメージして巻いて頂けると安心です。

2-2.マンモバンド 2本タイプ

エキスパンダー、インプラントが、「上下に動かない様に」「外側に向かって横に動かない様に」 予防するために、上下から巻きます。

3.どっちのバンドがおすすめか?

病院様からのご指示にてお選び下さいませ。
特にご指定がなかった場合には、ブレストバンドの方がたくさんご使用頂けておりますので、ブレストバンドで良いのかもしれませんが、先生にご確認頂きます事が安心でございます。
できるだけ、先生、看護師様にご確認頂けます様お願い申し上げます。

心配な方は、「お問い合わせ」からご相談下さいませ。

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