先日、「乳房再建術後に着用するためのウエストニッパーやガードルのご紹介でお時間を頂ける」との事で、日本トップクラスの病院様に行ってまいりました。
こちらの病院様にご訪問は5年ぶりくらいになります。
当時は人工乳房(インプラント)での再建が主流でしたので、ブレストバンド、マンモバンド、美Newブラのご紹介のためにお伺いし、その後これらを患者様にご紹介頂けておりました。
今回は脂肪注入のお話 (インプラントと脂肪注入の併用して再建です) でしたので、脂肪吸引後の商品のお話を中心にご説明してきました。
また、これ以外にも深下腹壁穿通枝皮弁法の乳房再建で、ハイウエストショートガードルがご使用頂けそうとの事でしたが、初めてお聞きする術式でとても勉強になりました。
1.脂肪注入による乳房再建
脂肪注入による乳房再建のための脂肪吸引は、2016年頃からお聞きするお話で、この頃は、まだまだ臨床実験的な要素もあったように感じておりました(この時もインプラントを併用しての再建でした)。
現在の脂肪注入の乳房再建も、基本的にはインプラントと併用が多いようです。
脂肪注入だけではボリュームが出せないためで、インプラントを中心に使用して、デコルテなどに脂肪注入をして全体を整えるとのことでした。
現在では、たくさんの病院様が乳房再建で脂肪注入をするようになってきていますので、医療の進歩を感じると同時に、先生方が日頃から努力されていらっしゃるのも感じています。
2.深下腹壁穿通枝皮弁法
腹直筋皮弁法が一番効く術式で、有茎腹直筋皮弁法、遊離腹直筋皮弁法 の2種類と思っていましたが、深下腹壁穿通枝皮弁法と言う、高度なものがあることを今回知りました。
深下腹壁穿通枝皮弁法の利点は、上記の有茎腹直筋皮弁法、遊離腹直筋皮弁法 に比べて筋肉や筋肉を動かす神経をできるだけ残すため、身体に対する侵襲を最小限にできる事です。
自家組織による再建手術の中では最も身体にやさしい術式と言われているようです。
3.まとめ
脂肪吸引は痩身目的だけでなく、医療技術の進歩によって現在では、乳房再建のためにも行われております。
今回は、都内の有名病院様にお伺いさせて頂きまして、色々お話させて頂きましたが、この脂肪注入による乳房再建が、しっかり地方都市にも広がっていく事をお待ちしております。
ご不明な店頭ございましたら「お問い合わせ」からご相談下さいませ。