腹直筋皮弁法、広背筋皮弁法後の圧迫固定におススメのニッパー

腹直筋皮弁法、広背筋皮弁法後の圧迫用品のご紹介

手術後の圧迫固定について、病院様からご説明があったと思いますが、ご用意はしましたか?

まだご用意が済んで場合には「術後のニッパーはどれを買ったらいいの?」とご心配をされている方もいらっしゃるかと思います。

腹直筋皮弁法後の圧迫と、広背筋皮弁法後の圧迫では、予防するものが異なります。
何を予防するのか」「なぜ術後の圧迫が必要なのか」をご理解頂きますと、どんなニッパーが必要なのかわかってくると思います。

弊社の圧迫下着(メディカル サラマシェリ)を例に説明していきますので、是非ご確認下さいませ。

1.腹直筋皮弁法:下腹部ニッパー

1-1.下腹部ニッパーについて

2013年に、腹直筋皮弁法後の下腹部を押さえるニッパーとして開発のご依頼を頂き、スタートしました。初回の商品サンプルは20cm丈で作成し試して頂きまして、もう少し短い方が良いとなり、現在の15cm丈にしました。
また、15cm丈と短いため、ホック止めではなく、マジックテープ留めにしています。

1-2.腹直筋皮弁法後に、なぜ圧迫が必要か

腹直筋皮弁法ですと腹筋が弱くなるため、腹壁瘢痕ヘルニア腹部膨隆(腹壁弛緩)になる事が心配されますので、事前の予防用としてご着用頂いております。
着用期間は、術後の経過によって変わりますが、ヘルニアの予防になりますので、長い方では年単位でご使用頂いております。

着用期間が比較的長いため、洗い替え用として複数枚お持ち頂く事をお勧めしている病院様もございます。
複数枚お持ち頂きます事が安心でございますが、まず1枚購入し、様子を見て、やはり2枚必要な場合には、その時にもう1枚購入するのもよろしいのではないかと思います。

インターネットでご注文の場合は、送料の事がありますので、その点もご注意頂きましてご購入枚数をご判断頂けたらと存じます(メディカルサラマシェリの「下腹部ニッパー」は、1枚のご注文から送料無料でございます)。

2.広背筋皮弁法:ウエストニッパー

2-1.ウエストニッパーについて

アウトボーンウエストニッパー、ウエストニッパーとも30cm丈になります。
30cmも丈が長いものは、とても珍しいと思います。

広背筋皮弁法(乳房再建)後の着用にも圧迫が強い方が良いので、「アウトボーンウエストニッパー(ブラック)」がお勧めですが、ウエストニッパーなど着用する事が初めてで体を圧迫し続ける事が心配な方は、「ウエストニッパー(パープル)」をご使用下さいませ。
着続けて頂きます事がとても大切になりますので、着続ける事を優先してお選び頂きますと安心でございます。

2-2.広背筋皮弁後に、なぜ圧迫が必要か

傷口を押さえるだけでなく、手術後、体内から染み出た血液や浸出液は腰のあたりに留まりやすくなりますので、ウエストニッパーで腰をしっかり締めて血腫や水が溜まることを予防します。圧迫期間は術後半年~1年程度です。圧迫期間3カ月などと言われている場合もあるようですが、圧迫期間は長くなることが多い様です。

3.商品詳細・ご注文はこちら

ご心配は解決したでしょうか。
まだご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

商品詳細の確認や、ご注文をご検討頂けます方は、オンラインショップにてお願い申し上げます。
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